レス・ポールというギターが有名で、世界的に多くのファンを持つ
一流の楽器メーカーであるギブソン社に、FBIの捜査が及び、工場の
木材やファイルなどが差し押さえられたということである。
何でも、マダガスカルやその他の地域の自然保護区で、不法に伐採した
木材を使用している疑いがあるということらしく、そのため、今回の
捜査に至ったようなのである。
ただ、これは何もギブソン社だけの問題ではなく、他の楽器メーカーに
おいても、良質な音を出すために、こういった木材を使用している
ケースがあるとのことらしい。
また、楽器使用者に対しても、このように保護された木材、象牙などを
使用している楽器については、保護法の施行前に作られたものだと
いう証明ができない限り、楽器の押収、罰金などの罰が課せられる
らしいので、音楽業界全体に対する風当たりはますます強くなって
いくようなかんじである。
自分は特に楽器を演奏したりはしないのだが、このような犯罪と
いうのは、文化と社会的な道義との狭間で揺れるものであり、
何とも難しい問題であるように思える。
いいものを作るためには、法を犯さなければならない、というのも
皮肉な話であると思う。
さて、ギブソン社はどうなるのだろうか。